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定年後、妻に捨てられる夫に共通する「ムダなこだわり」

2019年09月11日 公開

成毛眞(なるけまこと)

 

面倒な掃除は家事代行に任せる

料理のほかにも、手を抜ける家事はたくさんある。

とくに意識の高い日本人の若夫婦は、完璧に家事をやろうとする傾向がある。楽しんでやっているならともかく、それで心の余裕を失っているなら、思い切って家事の手を抜いたり、他人に任せたりするべきだ。

最も手っ取り早いのは、ハウスキーパーや家事代行サービスを利用することだ。日本ではお金持ちが利用するサービスのようなイメージがあるが、海外に行くと中流家庭でもハウスキーパーを利用することが珍しくない。

料金はどうかというと、ハウスキーパーや家事代行をネットで検索すると、1時間2000〜3000円程度で依頼できる会社がいくつも見つかる。たまに掃除だけでもお願いすれば、一気に家事が楽になるはずだ。

わが家も、2週間に1回程度、掃除の専業業者にお願いしていて、隅から隅まできれいにしてもらっている。15〜16年にもわたって、遠くからご夫婦が来てくれている。

先日、判明したのが、そのご夫婦は掃除が趣味で、本業はビルのオーナー。つまり、めちゃくちゃお金を持っているのだ。特殊なケースだと思うが、こういう掃除好きは必ずいる。身近にいたら仲良くなって、掃除を手伝ってもらうのも手だ。

掃除については、「ルンバ」のようなロボット掃除機を導入し、何度も掃除しなくて済むような環境をつくっておくのも良いだろう。台所など塵や細かいゴミがたまりやすいエリアは、「マキタ」のハンディ掃除機を使えば数十秒もかからずきれいになる。

小さな子供がいる家庭は、ほこりや花粉が舞い上がらないタイプのカーペットを敷き詰めておくと良い。子供は床に顔が近いので、床にたまっている花粉を大人よりもバンバン吸い込みやすい。それで、花粉症やアトピーになることもあるので、フローリングよりも花粉やほこりが舞い上がりにくいカーペットが適しているのだ。

こう言うと、「子供はいろいろこぼすから、その度に買い替えるのにお金がかかる」と文句が出るが、将来かかる医療費や薬代と比べれば、汚れて買い替える費用など高が知れている。カーペットにして花粉症やアトピーを防ぐほうが、コスト的にも優先すべきなのは明白である。

 

浮いた時間に副業や余暇を楽しむ

洗濯については、クリーニングよりも手軽なコインランドリーの洗濯代行サービスを利用するといい。専用のランドリーバッグに洗濯物を詰め込んでおけば業者が回収し、コインランドリーで洗ってもらえて、乾燥・たたみまでしてくれる。毎日のようにシーツを洗ってもらっている人もいるという。

料金は、「WASH&FOLD」という会社のサービスだと、Tシャツ60枚が入るバッグで、1回3000円だった。都市部が中心のサービスだが、家の近くにあったら利用してみるといい。

こうしたサービスは、使う前は「お金がもったいない」と感じるかもしれないが、一度使ってみると、大幅に時間が節約できることに気づくはずだ。その浮いた時間で副業をして稼いだり、余暇を楽しめたりするのであれば、安いものである。家庭にストレスをため込むことなく、夫婦の仲も円満になるだろう。

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