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現役東大生が明かした「受験勉強に”超役立つ”スマホの使い方」

西岡壱誠(東京大学4年生)

2020年03月19日 公開 2024年12月16日 更新

現役東大生が明かした「受験勉強に”超役立つ”スマホの使い方」

「スマホは勉強に悪影響だ」――ひと昔前、いや今でもそう信じている人は多いはず。しかし、今や受験生の95%がスマホを駆使して勉強に励んでいるのが実態だ。

AIによる暗記の自動化、進捗状況のデータ化にリマインド、世界一わかりやすい授業が自宅で見れるなど、スマホを使った学習法を全網羅した『東大式スマホ勉強術』の著者である西岡壱誠が、新時代の勉強術を語る!

 

「受験が終わるまでスマホ禁止」では損をする

「スマホは勉強に悪影響だから、使っちゃダメ!」
「受験が終わるまでは、スマホは禁止!」

そんな言葉をみなさんもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?

たしかに、スマホというのは使い方によってはどこまでも時間が奪われてしまうツールです。友達とLINEをしていたら2時間経っていたとか、ネットサーフィンをしていたらすっかり夜になってしまったとか、そういった話はザラです。

それよりは、スマホを封印して勉強に打ち込んだ方が成績も上がりやすいのではないか、と考えるのはごく自然なことです。

しかし、それももう過去の話。

実は今、スマホを活用した人の方がそうでない人よりも成績が上がる世の中になってきています。

東大生も、そのほとんどがうまくスマホを活用することで東大合格を勝ち取っているのです。そして東大に入った後も、社会に出てからも、上手くスマホアプリを使うことで独学を達成しているのです。

今日は、「多くの東大生がスマホに入れている勉強アプリ」「そして、スマホをいかに勉強に活用しているのか」についてお話していきたいと思います。

 

使っている東大生が意外に多い…不必要なアプリをロックして集中!

「スマホ使ってたら遊んじゃうんだよね」
「スマホを使って勉強するつもりが、つい違うアプリに目移りしちゃって……」

スマホのなかには学習に関係のないゲームアプリなど、誘惑がとても多いですよね。

まず、どんなにいい「勉強に役立つアプリ」をご紹介するにしても、この問題を解決しないことには意味がありません。

でもそれすらも、今は「アプリロック」の力によって解消できます。これは特定のアプリを、一定の時間ロックすることができるアプリケーションです。

これを使えば、勉強するときに必要となるアプリのみを選び、それ以外をロックするということができます。

ロックしたアプリは、暗証番号の入力などをしないと解除することができなくなります。LINEだろうがYouTubeだろうが、これでロックすることができるのです。

「つい」というのは、もう人間としてどうしても回避できないものです。だからこそ、その「つい」をなくす環境を整える必要があるのです。

このようアプリをロックして、一手間をかけないとロック解除できないようにしておけば、「つい」手を伸ばすことはなくなります。生活のなかにメリハリをつけることができるのです。

逆にいうならば、これさえ使えば、スマホが学習に悪影響になることはありません。学習にいい影響のあるアプリのみを利用することができるからです。

驚くことに、このアプリは東大生もかなり多く使っています。僕は東大生というと我慢強いイメージがあったので、僕以外にも使っている人が多くて驚いたのを覚えています。

実際に話を聞いてみると、「精神論ではなく、仕組みによって自分の習慣を変える」ということを実践している人が非常に多い。スマホを使うのに、我慢強くなる必要はなくて、単純に仕組みを導入することで環境を変えてしまえばいいということなのですね。

だからこそ、このアプリを使うことを恥に思う必要はありません。精神論ではなく、仕組みを変えて、スマホとうまく付き合いましょう。

これで、勉強する準備は整いました。ここからは、大人も子供も使える勉強に役立つスマホアプリを3種類紹介していきたいと思います。

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