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30kg減量できた人が語る「納得のダイエット理論」に出会う方法



2020年07月15日 公開

金森重樹

 

ダイエット理論を構築するために、エビデンスを元に研究していく

僕が2ヶ月で30kg減量するための理論を構築したのか、その一部を紹介します。

例えば1日1回ドカ食いをするのと、同じ分量を3回に分けて規則正しく食べるのでどちらが痩せるかという問題設定をするとします。

まずgoogle scholarという誰でもアクセスできる論文検索サイトで調べるとこの論文が出てきました。

A controlled trial of reduced meal frequency without caloric restriction in healthy, normal-weight, middle-aged adults
(https://academic.oup.com/ajcn/article/85/4/981/4648934)

ここでは背景として「食事の頻度が少ない食事は、実験動物の健康を改善し、寿命を延ばすことができるけど、人間への影響がテストされていないからやってみよう」という内容が。

これに続いて目的、実験の設計方法、結果、結論などが書いていてこのabstractだけで大雑把な内容がつかめます。

そのあとでより詳しく見ていくと、1日1食で体重と体脂肪が減少したという内容が出てきます。

こうやってゼロベースでダイエット理論を構築していきます(少なくとも僕はそうしていきました)。

あれこれ調べていくと、相互に矛盾した内容の論文が出てきます。

理由はいろいろあるのですが、

(1)論文に製薬会社や食品会社がお金を出している場合(謝辞という箇所に利益相反についての記載があります)
(2)そもそも実験の設計方法、データの採り方が間違っている場合
(3)エビデンスレベルがちがう場合

などいろいろと考えられます。

(3)について少しだけ触れると証拠には段階があり、これをエビデンスレベルといいます。エビデンスレベルでより上に行くほど、その研究の証明する力は強くなります。

たとえば上から2番目のランダム化比較試験よりもそれを複数束ねたシステマティックレビューとかメタアナリシスというものの方が証明する力は強いです。

そうすると、他の条件が全て同じ場合相互に矛盾する論文の結果があるとすれば「メタアナリシス>ランダム化比較試験」となりメタアナリシスに軍配があがります。

こうやって現段階で正しいと思われる手法を突き詰めていったのです。

そんなことで2ヶ月で30kgも痩せたのかと思われるかもしれませんが、このように枠組みを間違えずに結果を出すためには、読書も必要なのです。



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