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新聞沙汰で停学に…苦悩する人の人生を変えた「他人の成功談」



2020年09月11日 公開

塚本亮(ジーエルアカデミア株式会社代表取締役)

塚本亮『ヤバいモチベーション』
※写真はイメージです
※写真はイメージです

在宅ワーク中心で、仕事へのやる気がいまひとつ出ない! 外にも遊びに生きづらい、ストレスも溜まる…モチベーションのコントロールの難しさを改めて知った人も少なくないはず。

塚本亮氏はそんな難しい「やる気のコントロール」の指導に定評のあり、国内外の教育機関や企業、アスリートなどから注目される存在。「呼吸に目を向けよう」など、意外で有効な方法を伝えているが、そんな塚本氏自身も挫折した過去を乗り越えて今があるという。

本稿では、同氏の新著『ヤバいモチベーション』(SBクリエイティブ)より、自身の過去に触れつつ「やる気を高めてくれた存在」との出会いについて触れた一節を紹介する。

※本稿は塚本亮著『ヤバいモチベーション 完全無欠のやる気を手にする科学的メソッド50』(SBクリエイティブ著)より一部抜粋・編集したものです

 

停学になって出会えた、人生を変える「本」の力

私の人生は本で変わった―。

決して大げさでなく、私はこう断言できます。

私が本当の意味で本に出会ったのは高校生のときでした。そのとき私は学校で新聞沙汰になる事件を起こし、2週間の停学処分を受けました。当時はスマホやLINEはなく、学校に行かなければ基本的には友だちとの連絡は途絶えてしまいます。

登校を禁じられた私は、まるで外の世界とのつながりが遮断されたかのように感じました。そのとき「何かを変えなければ、自分はこのままで終わってしまう」と思ったのです。

そしてまずは本を読んでみようと思い、親と一緒なら外出が許されていたため、親に書店に連れていってもらいました。このとき買ってもらったのが、『完訳7つの習慣 人格主義の回復』(スティーブン・R・コヴィー著)、『道をひらく』(松下幸之助著)、『稲盛和夫の実学 経営と会計』(稲盛和夫著)などです。

経営者の本を多く読む中で、世界に名を知られるような経営者でも、最初から順風満帆ではなかったこと、あらゆる困難を抱え、それを乗り越えてきたことを知りました。

そして、それなら自分も変われるのではないかと思ったのです。価値観、考え方を変え、行動していけば「道は開かれる」のではないかと。

つまり、本が私に多くの選択肢を与えてくれたのです。「こんな生き方もあれば、こんな生き方もあるよ」というように。

ちなみに『道をひらく』は、ケンブリッジに留学時代、常にバックパックに入れ持ち歩き、折に触れて読み返していました。

 

他人の成功談を読むと「自分もやってみよう」と思う心理が働く

本が選択肢を与えてくれるという点は今も変わりません。

本には自分が経験したことのない他者の体験談、成功談などが多く盛り込まれています。

たとえば他者の成功談を読んで、この著者はこうして成功を築いたのかとしみじみと感じながら読む。すると、「あ、これは自分はやっていなかったな」という気づきを得られる場合が多いのです。

それは自分の中の選択肢が増えるということ。そしてそれは「自分も同じようにやってみたらうまくいくのではないか?」というモチベーションを作り出します。

他者の成功談等を読むことは「同じように自分もやってみよう」と思い、実際に行動する「代理強化」も起きやすくなります。「代理強化」とは頑張っている人を見ると、自分もモチベーションが上がるという心理学の現象です。

選択肢が増えれば行動のチャンスが増え、行動が増えれば必ず自分の状況は変わります。

このようないい刺激をより多く与えてくれるのは、ビジネス書や自己啓発書だと思います。

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