佐々木俊尚 ヴァーチャルの進化が企業にもたらす変革とは

「VR」は我々の仕事や生活にどんな影響を与えうるのか。テクノロジーについて豊富な知見を持つ作家・ジャーナリストの佐々木俊尚氏にうかがった。
2020年09月26日 公開
《全国にその名を轟かせる「名古屋おもてなし武将隊」。名古屋城に詰め、観光客をもてなす武将と足軽の10人組である。2009年11月、名古屋開府400年のPR大使として名古屋にゆかりの6人の武将と4人の足軽で名古屋おもてなし武将隊が結成、すでに10年以上にわたり活躍を続けている。
そのうちの一人、前田慶次氏は名古屋城検定に検定過去最高点で合格し同検定の名誉顧問を務め、日本城郭検定にも合格するなど歴史への造詣も深い。
前田慶次氏が自身のYouTubeチャンネル「前田慶次5分で戦国時代チャンネル」にてNHK大河ドラマ『麒麟がくる』を徹底解説している。本稿ではその一部を紹介する》
※本稿はYouTubeチャンネル「前田慶次5分で戦国時代チャンネル」にて配信された内容を再構成したものです
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』、第24回。此度は遂に将軍足利義輝が討たれた。世にいう永禄の変を描き、次期将軍は誰なのか、どのように将軍が決まるのか…現世の者達にとっても、気になる世の流れを知る重要な放送回であった。
第24回は、1565年、永禄の変から始まった。
ドラマでは満を持しての放送故に、視聴者の多くが期待しておったのではないか。義輝の最期をどう描くのか? 長良川の戦いや桶狭間の戦いの如く45分の放送尺を大いに使って描くのか?と様々な思いを馳せておっただろう。
しかしその期待とは裏腹に、なんとたった3分で終わってしまった。
これには儂も「ナヌッ? もう終いか?」と目を疑った。刻の短さから、あっという間の出来事であった事を伝える手段でもあるが、しかしながらここに『麒麟がくる』という大河ドラマとしての魅せ方が込められていた。
義輝を演じる向井理殿が表現した義輝の儚さ。この大河ドラマならではの儚さを表現するために、3分という短い時間で永禄の変を描いたと儂は考える。
13代将軍足利義輝が、松永久通と三好三人衆によって討たれ、世の中に激震が走った。
二条御所に、約1万の軍勢で押し寄せた松永・三好勢に対して足利家が迎え撃った人数は数百人であったと伝えられる。数だけで見ても結果は見えておった。
ドラマでは、義輝の壮絶な戦いぶりに注目が集まった。第23回の放送で義輝の周囲から奉公衆(家臣)が離れていったという演出が見られたが、史実では二条御所では義輝の元には多くの奉公衆が身を固めたという。
ドラマにおいては戦いの場面で義輝一人で戦っておったが、実際はそうではない。優秀な家臣達の殆どが討死した。
将軍居城が血に染まった事は、ドラマとしては「義輝のから家臣達が離れていった! 将軍の権威は落ちた!」という演出表現を大事にしておった事が分かる。
「VR」は我々の仕事や生活にどんな影響を与えうるのか。テクノロジーについて豊富な知見を持つ作家・ジャーナリストの佐々木俊尚氏にうかがった。
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2020年はまさに「コロナ」に振り回された年だった。多くの企業が危機に陥り、厳しい状況は今も続いている。だが、経営コンサルタントとして数多くの企業を指導している小宮一慶氏によれば、この厳しい状況を飛躍のバネとしている企業も多いという。
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