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意味深な「筒井順慶と鉄砲200挺」…前田慶次が読み解く大河『麒麟がくる』の伏線

前田慶次(名古屋おもてなし武将隊)

2020年11月21日 公開 2022年06月30日 更新

 

延暦寺、本願寺…寺社勢力と織田信長の戦いが始まる

此度の放送は、次回以降への前振りも多い重要な回であった。演出部分でも、今後の展開を匂わせるものも増えて参った。遂に延暦寺焼き討ちが描かれるが、一方で石山本願寺勢からも信長は目の上のたん瘤状態である。

歴史ある寺社勢力の建築物は綺麗に出てくるが、幕府と朝廷の建築物はボロボロ。戦国時代の経済状況も伝える『麒麟がくる』。

次回「第33回 比叡山に棲む魔物」を共に楽しんで参ろうぞ。それでは、さらばじゃ。

【参考文献】

・『大河ドラマガイド 麒麟がくる完結編』(NHK大河ドラマ・ガイド)
・『信長公記』
・『完訳フロイス日本史』(中公文庫)
・「武将メシ」 永山久夫著 (宝島社)
・NHK 大河ドラマ『麒麟がくる』公式サイト

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