「無謀な目標」と「結果につながる高い目標」は何が違うのか?
2021年05月28日 公開 2021年07月12日 更新
「現実的な目標」から設定してはいけない
目標設定には、大きく分けて5つのポイントがあります。
(1)最高の目標(夢のような目標)・現実的な目標(目標)・最低限クリアする目標(努力目標)の三段階を作る
目標が高すぎると現実味がなく、やる気が持続しない。また途中で挫折しやすくなる。ゴールを何段階か作り、最後までやる気を維持させる。
最高の目標は、全く手の届く気がしない夢のようなものではなく、自分の最高のパフォーマンスが発揮できたり、条件次第でもしかすると「いけるかも?」というレベルに設定する。
(2)長期・中期・短期の目標をそれぞれ立てる
大きな目標までの間に、小さなサブゴールを複数設けることで、ゴールまでの道筋を明確にする。
(3)「何のための目標なのか?」、「なぜその目標を達成したいのか?」動機を明確にする
これがいわゆる「モチベーション」になるのでとても重要!
(4)最高の目標(ゴール)から逆算して、やるべきことを行動プランとして決める
最高の目標から逆算して、年間目標、月間目標、週間目標、1日の目標……と棚卸していく。(現実的な目標から逆算をすると、最高の目標を達成することは難しくなるので注意!)
(5)目標達成した自分の全体像を明確にイメージする
達成している自分は、どんな自分になっているのか? どんな気分や感情でいるのか? どのような環境に身を置いているのか? など、明確にイメージを作ることで、そこに向けてのやる気アップや、やるべき行動の整理につなげる。
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最高を目指して努力する人にだけ、最高の結果が手に入ります。最初から「現実的な目標」を基準にして目標設定を進めてしまうと、最高の目標は達成できません。
「どこに意識を置いて目標設定するか?」ということがとても大切です。目標設定は常に最高にすることを頭に入れながら、ブレイクダウンをしましょう。