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生き方

「お姫様かよ!」「そうよ」 Xで830万表示、82歳祖母と孫の“面白すぎるLINE”にほっこり

るん(篠原光)

2026年09月02日 公開

祖母をハワイに連れていくためにUberで資金を稼ぎ、その投稿がSNSで話題を呼んだ吉本興業所属の芸人・るん(篠原光)さん。ばあばとの出来事や何気ない日常を綴ったエッセイも注目を集めています。本稿では、篠原さんがXで公開した「ばあばとのLINE」をお届けします。ばあばの予想外の返信に、くすっと笑えて心が温まる一篇です。

※本稿は、Xに投稿された記事を転載・編集したものです。

 

「ハワイ楽しみだね?」と送ると、ばあばから返ってきた返信は

あなたには、いいことがあったり、旅行先でキレイな写真を撮ったときに、共有する相手はいますか?多くの人は親友、恋人、あるいは親かもしれない。だが、僕の場合は82歳になるばあば(祖母)である。理由は単純。「面白いから」だ。

おばあちゃんとのラインが「面白い?」と思うかもしれないが、まずはこのラインを見てほしい。これは以前、僕が145時間Uberをしてばあばをハワイに連れていくという、孫ガチャだったら「UR(ウルトラレア)確定演出」レベルの得を積んだことがある。ハワイ出発が近づき、僕がワクワクしながら「ハワイ楽しみだね?」と送った。それに対する。ばあばの返信がこれだ。


BYEスタンプ

意味が分からない。行かないってことなのか?なんなんだこれは。

他にも、僕が145時間Uberをしてばあばをハワイ以下略、ビーチサンダルを買うためにばあばに足のサイズを聞いたら、その足がとても小さく、冗談で「お姫様かよ!」とツッコんだ時の返信がこれだ。


そうよ。

うちのばあばはプリンセスだった。

 

とにかく誤字や送信間違いが多くて面白い

なかでも一番面白かったラインは、ばあばの誕生日をアフタヌーンティで祝った時のラインだ。僕はプレゼントとして「アフリカの人たちが誕生日を祝ってくれるサービス」をばあばに使ってあげた。屈強なアフリカ人たちが踊りながら「シズエ、タンジョウビオメデトウ!」と名前を呼んで祝ってくれる最高すぎるサービスだ。インターネットありがとう!

その動画を見ているシズエを見て、僕も笑った。だが、後日、ばあばからこんなラインが来た。


黒人の写真とか

なんでアフタヌーンティーの写真より、黒人の写真が欲しいんだよ!この通知が来たときは、さすがにめちゃくちゃ笑ってしまった。おばあちゃんの口から「黒人」と出てくるのが面白すぎる。

あと、ばあばのLINEはとにかく誤字が多いし、平気で既読無視してくる。返信を催促した時も「ごめん、忘れてた」と脈無しみたいな返信をしてくる。


いぎたいッッ!!

ほぼポーネグリフだ。ロビンがいないと解読できない。

ばあばは送信間違えも多い。

弟がばあばにお寿司をおごるというこれまた、孫ガチャ大当たり行動をした時のことである。その感謝ラインをばあばは、弟ではなく僕に送ってきた。これだけだと、「そういう間違いは誰だってあるよ」と思うかもしれないが、ばあばを舐めてはいけない。僕が、「俺、光だよ。」とミスを指摘した時に返ってきたのがこれだ。


そうね。

ばあばは謝らない。そうね!?一瞬、間違えたのは自分かと錯覚するぐらいすがすがしい。

 

ばあばは自己肯定感も上げてくれる

ばあばのラインは、面白い以外にも自己肯定感を上げてくれることもある。

僕がフランスに旅行した時にエッフェルタワーとのツーショットを送った時である。その写真に対して「素敵、カッコいいよ、素晴らしいよ。」とばあばはこれでもかと言わんばかりの賞賛を送ってきた。こんなに写真一枚でほめてくれる人がいるだろうか。これは送りがいがある。思わず笑ってしまったので「俺が?笑」と送ったら、こう返ってきた。


すべて(きっとうまくいく)

こんなに自己肯定感をあげてくれるラインがあるだろうか。彼女はきっとジョージよりも優れたメンズコーチになれる。

返信以外にも、ばあばとラインしてると面白いことがある。例えば、ばあばは普通にめちゃくちゃなので、勝手にアルバムに入っている写真を削除したりする。思い出を勝手に消すのである。


メモリークラッシャー静枝

他にも、パスポートを作る際に顔写真が必要なので、「自撮り送って」とお願いすると、誰がどう考えてもいいわけがない自撮りを送ってくる。


いいわけがなさすぎる

ばあばとのLINEは、常に予想の斜め上をいく。次はどんなボールが飛んでくるのか。それはまるでガチャガチャを回すようなドキドキ感がある。だから僕は、何かあるたびにばあばに報告してしまうのだ。

あなたも楽しかった思い出をおじいちゃんやばあばに送ってみてはどうだろうか。 意味不明なスタンプや、解読不能なポーネグリフが返ってくるかもしれない。けれど、そのやり取りを通したとき、あなたの思い出は、より愛おしく、素敵なものに変わるかもしれない。

 

【おまけ】ちなみに父親のラインも変である


ある日急に、終盤のアキネーターみたいなラインが来た時


僕が送ったラインをそのまま送ってくる「ラインでリツイート」

著者紹介

篠原光(しのはら・ひかる)

芸人

1998年10月25日生まれ。ツッコミ担当。東京都渋谷区出身、オーストラリア6年在住。趣味は、映画鑑賞、ディズニー、少年漫画、早寝早起き、Toeic(935点)。受験期は毎日12時間勉強の末、早稲田大学に合格した。芸人活動と並行して一般企業でも勤務。

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