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ドラえもんを作りたいAI研究者、研究室で「自己紹介」を重視する理由とは?

PHPオンライン編集部

2024年05月01日 公開

大澤正彦(AI研究者)

「ドラえもんをつくる」という夢を掲げ、日本屈指のAI研究者として知られる大澤正彦氏。そんな大澤氏が、自身の研究室で実践している「戦略的自己紹介のつくり方」をまとめた新著『じぶんの話をしよう。──成功を引き寄せる自己紹介の教科書』をPHP研究所から発売されます。

 

夢を理解してもらうために必要だった「自己紹介」

大澤氏は2020年に発売された前著『ドラえもんを本気でつくる』で、AI研究者としての知見を惜しみなく披露し、大きな話題を呼びました。しかし、本書の中で大澤氏は、学生時代に決意した「みんなとドラえもんをつくる」という夢が、当初は誰にも相手にされなかったと告白しています。

「夢の理解者に出会えず、それを他人のせいにしていた」と当時を振り返る大澤氏。転機となったのは、伝わらない原因が自分にあると気づいたことだったといいます。「自己紹介さえできれば、全部うまくいく」という信念のもと、試行錯誤を重ねた結果、夢に近づいたと実感したそうです。

 

日大の研究室で実践する「自己紹介研修」

2020年に日本大学文理学部の准教授に着任した大澤氏は、研究室で1カ月間の自己紹介研修を始めました。学生たちはOKRを活用しながら自分を見つめ直し、言語化とブラッシュアップを繰り返します。

その結果、自分らしいアピールができるようになっただけでなく、チームワークが生まれ、企業との共同研究なども始まったといいます。「まだ成長の波に乗っていない人が、波に乗るためにやるべきことが自己紹介だ」という大澤氏の確信は、学生たちの変化によって裏付けられたのです。

 

3要素から自己紹介の「型」をつくる方法とは

本書では、大澤氏の研究室や授業で実際に使用しているワークシートなども掲載。まずはOKRを使って戦略を言語化し、それに基づいて「ターゲット」「目的」「シチュエーション」の3要素から自己紹介の「型」を組み立てていきます。

「自己紹介が苦手」「話せることがない」という人でも、この3要素を意識することで、何を話せばよいかが見えてくるはずだと大澤氏は説明しています。
「#じぶんの話をしよう」で自己紹介し合おう

大澤氏は本書の中で、「#じぶんの話をしよう」のハッシュタグをつけて、SNSで自己紹介を発信してみようと呼びかけています。自己紹介し合う仲間を見つけ、ゲーム感覚で楽しむことが上達の近道だというのです。

「身につけた度胸やスキルは、就活だけでなく、営業トークやプレゼン、転職などにも役立つ武器になる」と大澤氏。自己紹介で成功をつかみたいすべての人に、本書は届けられるでしょう。

PHP研究所の担当者は、「就職を希望する学生からセカンドキャリアを考える社会人まで、幅広い層に参考にしていただける内容です。AI研究の最前線で活躍する大澤氏ならではの視点に注目です」と話しています。

著者紹介

大澤正彦(おおさわ・まさひこ)

日本大学文理学部准教授/次世代社会研究センター(RINGS)センター長

1993 年生まれ。日本大学文理学部准教授/次世代社会研究センター(RINGS)センター長。東京工業大
学附属科学技術高校情報システム分野、慶応義塾大学理工学部情報工学科をいずれも主席で卒業。研
究テーマはHuman-Agent Interaction(HAI)、全脳アーキテクチャなどを通した、人とかかわる汎用人工知能の実現。Forbes JAPAN「日本発『世界を変える30 歳未満』30 人」に選ばれる。著書に『ドラえもんを本気でつくる』(PHP 新書)がある。夢はドラえもんをつくること。

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