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「他人を信じすぎて損ばかりする人」が、相手との距離感を掴むコツ

中村郁(声優)

2024年12月10日 公開 2024年12月16日 更新

「他人を信じすぎて損ばかりする人」が、相手との距離感を掴むコツ

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著者紹介

中村郁 (なかむら・いく)

ナレーター,声優

ナレーター、声優(株式会社キャラ所属)。注意欠如・多動症(ADHD)、自閉スペクトラム症(ASD)併存の診断を受けた発達障害当事者。発達障害の当事者会「ぐちゃぐちゃ頭の活かし方」主催。  幼い頃より、過剰に集中しすぎてしまう「過集中」に悩まされる。それでいて注意力散漫で、毎日忘れ物やケアレスミスだらけ。人とのコミュニケーションも苦手で、常に眉間にシワを寄せた辛い子供時代を過ごす。  

学生時代は、ADHD、ASDの特性が災いし、数々のアルバイトをクビになり、あるバイト先の店長からは「社会不適合者」の烙印を押される。「自分にできる仕事などない」と自暴自棄になって、就職活動することを放棄するが、偶然が重なりナレーター事務所に所属することに。マイクの前でひたすら喋るナレーターの業務は、究極のシングルタスク。偶然にも適職に出会うこととなる。

もう絶対にクビになりたくない、という強い想いから、発達障害を持ちながらも大きなミスをしないための数々のライフハックを生み出し、仕事に取り組む。以後、22年間、産休以外で一度も仕事を休んだことがない。  

現在は、全国ネットの番組のナレーションやCMナレーションを多数務めながら、発達障害についての理解を世の中に広めるため、発達障害当事者として、執筆や全国各地で講演活動も精力的に行っている。著書に『発達障害で「ぐちゃぐちゃな私」が最高に輝く方法』(秀和システム)がある。 

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