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こうすれば、凄いことがアッサリ起きる!

山崎拓巳(夢・実現プロデューサー)

2013年04月11日 公開 2024年12月16日 更新

《PHP文庫『凄いことがアッサリ起きる44のルール』より》

 

テクノロジーの進化で夢はアッサリ叶う

 凄いことはアッサリ起きる。

 突然こんなことを言ったら、あなたは驚くだろうか?
 「そんなバカな」と思うかもしれない。でも、少しだけ耳を傾けてみてほしい。

 いま世の中は、急速に変化している。
 「すでに僕たちが置かれているのは、心の中でふと思ったことが、そのまま実現してしまう世界だ」と言っても、きっと多くの人が信じられないだろう。
 でも、僕は声を大にして言いたい。
 「凄いことはアツサリ起きる。そして、思ったことが叶うスピードは、いまどんどん速くなっている」ということを。
 あなたは、このことを実感できているだろうか?

 ちょっと考えてみてほしい。
 みんなが当たり前に使っているインターネット。でも、僕たちの生活にネットが登場したのは1990年代の後半だ。その前は、画期的で圧倒的な便利さを、概念としていくら聞かされようと、絵空事にしか思えなかった。自分とは関わりのない話に思え、聞く耳を持たなかった人もたくさんいただろう。
 それをいま、ほとんどの人が使いこなしているよね。

 ましてや、ツイッターやスカイプなんて、少し前の僕たちか見たらはとんとサイキックだ。
 誰かがつぶやけば情報は瞬時に拡散し、みんなが同時にそれを目にして利用する。自分のデスクにいながらにして、「地球の裏側」と称されるような遠い国にいる人と、顔を見ながら話ができる。
 こんな時代が来るなんて、想像もつかなかった。

 自分の目で見えないもの、自分の手で触れられないものを実感するのは容易じゃない。心で思ったことにも形がないから、それが実現すると、にわかには信じられないかもしれない。
 でも、昔は想像するだけだった物事が、身の回りにあふれているのはまざれもない事実だ。

 そして、それをなし得てきたのは何か。
 手品でも、魔法でもない。テクノロジーだ。
 きわめて科学的で論理的なテクノロジーのおかげで、想像もつかなかったことが現実になってきたのだ。夢にも思わなかったことや、諦めていたことすら、テクノロジーの進化により自分だけでなく、他の人にまでそのことを叶えさせてしまう。テクノロジーは夢をも超えていくのだ。
 だからいま、心に素敵なビジョンを屈託なく思い描くことがとても大切なんだ。

 「いま、あんまり幸せじゃないし、ぜんぜん成功もしてない。この程度の人生しか歩んできていないのに、素晴らしい未来が来るなんて思えない。だからあんまり夢を見すぎないようにしてる」
 こんなふうに考えているとしたら、ちょっともったいない。それをもテクノロジーの進化が現実化してしまうよ。

 人間関係もまったく同じだ。
 「この人とは、どうもウマが合わない気がする」
 なんて思いながら名刺交換したら、本当にウマが合わない人になる。
 「今日、紹介される人とは、一緒にすごくいい仕事ができるとわかっている」
 「最初は緊張したって、5分後には最高に楽しい会話が続いているさ」
 素敵なビジョンを描いて会えば、初対面の人もあなたの最高の味方になるし、理解者になる。
 それは、単なる深層心理の問題じゃない。人間関係のテクノロジーの問題だ。
 未来は自分の思い描いたとおりになる。それも、具体的に思い描けば描くほど実現する可能性は高くなる。思いを具現させるテクノロジーも、これからさらに進化していく。

 さあ、のんびりしている場合じゃない。
 大急ぎでステキなビジョンを描こう。
 いまこの瞬間から、あなたにとって最大の仕事は、ワクワクするビジョンを描 くことだと認識しよう。
 そして、心で措いたビジョンは自分ひとりで温めるだけでなく、どんどん周囲に宣言してほしい。
 「不言実行」が美徳とされたのは昔のこと。誰かに言わないと、いくら決心してもすぐに崩れちゃうのが人間だから。
 ダイエットだってそうでしょう?
 心で思い描くビジョンだって同じ。
 心で思っている間は、ビジョンは自分ひとりのものだけれど、誰かに宣言したときから自分だけのものではなくなる。話した相手がいいアイデアを持っていて、思いがけず協力者になってくれるかもしれない。
 夢を一緒に叶えていけるような人が近くに何人かいれば、まさに鬼に金棒。
 そして、そういう人たちを惹きつけられる自分になるのは、とても簡単。彼らとの素敵なビジョンを描けばいい。

 だから、その方法を、僕はあなたと考えていきたいと思っている。

<それでは、山崎拓巳著『凄いことがアッサリ起きる44のルール』で44項目にわたって紹介されている具体的方法の一部をご覧ください>

 

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