本当の自分に気づくWEBメディア
PHP研究所
生き方
金山秋男(明治大学法学部教授)
2018年05月01日 公開
記事を読む
この記事をシェア
われわれはどこから来て、どこに還っていくのか?日本人の心の奥底に眠っている“他界”の位相、“異界”の倫理を探り、21世紀の民俗学の可能性を問う。
「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや(自分は善人だと思い込んでいる人ですら、往生できるのだから、まして、自分は罪深き悪人だと自覚している人はいうに及ばない)」――日本で最も読み継がれてきた宗教書の一つ『歎異抄』。 本書は日本仏教の中で最大の信徒を擁する浄土真宗の開祖・親鸞聖人の教えが記された書物だ。 聖人の死後、その教えが歪められていくことに心を痛めた弟子の唯円が記したものといわれている。 『歎異抄』はすでに数多くの注釈書や解説書が出回っているが、難解なものが多い。 そんな中、本書は分かりやすい「現代語訳」と忠実な「原文」に加え、丁寧な「解説」が書き添えられている。『歎異抄』の入門書として味読いただきたい一冊だ。
横田南嶺,鍵山秀三郎(NPO法人「日本を美しくする会」相談役)
ひろさちや(宗教評論家)
《PR》PHP研究所
<PR>PHP研究所
読者投稿:第58回「PHP賞」受賞作
加藤一二三(将棋棋士),茂木健一郎(脳科学者)
西山昭彦(立命館大学客員教授)
鷹橋忍(作家)
越川慎司(株式会社クロスリバー代表取締役)
日暮いんこ
真田幸光(真田信之末裔),上杉邦憲(上杉家17代当主)
長谷川祐子(金沢21世紀美術館 館長 キュレーター)
嘉悦洋、北村泰一(監修)