他分野の本を交互に読んで意識のストレッチをする
このほかにも、コミックや古代史、剣豪小説、量子論の入門書などを読んだりもします。
専門書を読んで頭が疲れたら、文学作品やこれらの本を手に取る。また、以前の記事でもお話した、私にとっての“頂にある本”である空海の原著などをじっくり読む。
こうして違う思考の分野を使うことで、気分転換や「意識のストレッチ」になり、スムーズに読書が進むのです。
特に私は本当に集中力がないため、気分転換しなければ読書が続きません。そのために、いろいろな読み方を工夫してきたといえるでしょう。
このように、読書嫌いだった私が試行錯誤のうえに工夫を凝らしてきた結果、今では2時間以上の読書が毎日の習慣になりました。
こんな私の経験が、少しでも、本が苦手というみなさんの読書体験を向上させるお役に立てば幸いです。