女性から悩み相談を受けるときの3つのコツ。「アドバイス男」が嫌われる“決定的な理由”
2019年12月30日 公開 2024年12月16日 更新
(イラスト:神崎桃子)
恋愛事情専門家・コラムニストの神崎桃子さん。男女問わず“恋愛初心者から上級者まで”あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスし文筆に励んでおり、女性からの支持を多く集めている神崎さんは、「そもそも、男と女の理屈は噛み合うはずがないのだ」と語っている。
本稿では、そんな神崎さんが男性が理解することができない女性の心理を解き明かした著書『なぜ女はこんなことで怒るのか』より、女性の心理を解説した一節を紹介する。
※本稿は神崎桃子著『なぜ女はこんなことで怒るのか』(インプレス刊)より一部抜粋・編集したものです。
各所で勃発!女性からの悩み相談で「なんでわかってくれないの事件」
「え? なんでそんなこと言うの?」
「あなたってホント何もわかってない!」
なんて彼女にキレられちゃってさ~。彼女のために助言してあげたのに、なぜ彼女の反感を買わなければならないのか……全くもって道理に合わない。
ホント、とんだ災難よね……。でも、男と女は会話に求めているものが正反対だから、そこで衝突するのは当たり前っちゃ~当たり前なんだよ。
男にとって会話とは自分の“考え”を伝える手段で、女にとっての会話とは自分の“感情や思い”を伝える手段なの。LINEやメールも同様。男性にとってのそれは、自分の考えや用件を伝えるための手段でしかない。
だから、女の「なんでわかってくれないの事件(笑)」が勃発する。情報処理が得意ですぐ結論を出したがる男の脳は彼女からグチられると、とっとと問題を片付けたくてたまらない。
そこで、彼女の話を最後まで聞かずに途中で口を挟んだりしちゃう。しかし感受性に優れている女性の脳は、コミュニケーションを通じて相手との結びつきを強く感じる生き物。
だからこそ女は、自分の気持ちを無視して"先走って答えを出そうとするあなたのこと"が気に食わない。
彼女からしたら、ただ話を聞いてもらいたかっただけだったのに、いつの間にか彼氏とケンカになってしまった、なんて本末転倒……。