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仕事

「死ぬほどつらいのに、仕事がやめられない」は、なぜ起こるのか?

汐街コナ(イラストレーター)

2020年03月02日 公開 2024年12月16日 更新

うつ病は「心の風邪」ではなく、「心のがん」

駅のホームで一歩を踏み出しかけたとき、初めて自分の危うさに気づき、その2、3カ月後に転職をしました。辞めずに働き続けていたら、さらに深刻化して「うつ病」になってしまっていたかもしれません。

ベストセラー『うつヌケ』(KADOKAWA)で、うつ病からの復帰を描かれた田中圭一さんは、うつ病は「心の風邪」ではなく、「心のがん」だと表現されています。

うつ病に代表される心の病気は、初期治療が大切なのですが、実際には気づかれにくい場合が多く、死を招く危険性を秘めています。あなたにしかできない仕事なんて本当はありません。

総理大臣の仕事ですら、代わりが利きます。入社3年経たずに辞めても転職できる会社はいくらでもあります。

遠慮せず、判断力のあるうちに休む勇気、逃げる勇気を持ってください。死んでしまっては元も子もありませんから。特に、過労死のリスクが高まると言われる月平均80時間以上の残業をしている方は、要注意です。

 

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「上司の機嫌」を気にして残業するのはやめよう

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