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「東京との差は…」急増中の“田舎暮らし希望者”に体験者が教えるリアル



2021年01月28日 公開

森田洋生(フクダヤ代表)

 

自営業者なら商工会議所は必須

田舎で自営業をするならば、意外と便利なのが地元の銀行のイベントです。地元に会社口座を開設しておくと、地元の社長会などのイベント案内が来るようになります。

商工会議所の場合、全国一律で年7,000円程度で融資など色々な情報が回って来るので、それは利用するようにしています。補助金や助成金の話、地元のトレンドを知りたかったり、地元の有力者と繋がりたいのであれば、地元に口座を開いてイベントに参加すると良いでしょう。

個人・法人どちらでも入れますので事業の資金繰りに困らないためにも、まずは入っておくおことオススメします。

ただし、地方の銀行は融資のハードルが高い傾向があります。固定資産がないと事業の信頼性がないと判断されるため、地方銀行からお金を借りるには物販をしているなど現物がないとなかなか厳しいものがあります。

事業融資してもらいたいなら、地元の銀行より国の制度内で補助金や融資が受けられないか考えた方がいいでしょう。その点だけは地方で自営業をする上でデメリットだと思います。

 

(3)お金の話と派手な振る舞いは厳禁

地方の場合、どうしても平均所得は都会よりも低くなります。その分、儲かっている人や派手な振る舞いをする人は目立つ傾向があります。

私は都会に行く時と田舎で暮らしている時で格好を少し変えたりしています。田舎に住んでいればジャケットなどパリッとした格好は必要ないというのもありますが、やはり目立ちやすいので服装は都市部に行く時と変える意識を持っておくと良いでしょう。

ブランドで言うと、ユニクロがスタンダートと思っておけば問題ないと思います。

また、普通に働いている分にはあまり関係ないかもしれませんが、「最近稼いでいる」「事業で儲かっている」「ボーナスは〇〇万円だった」などの情報は積極的にアピールしない方が良いでしょう。

都会だと事業が好調なことをアピールした方が、周囲から賞賛を得られたり自分の社会的な地位が上がったり、仕事の相談が増えることもあるのですが、田舎の場合は悪目立ちしてしまいます。

さらに、どこからか聞きつけた税務署から詮索されることもありますから、その辺りの情報は家庭内のみにした方が、田舎の人間関係を壊しません。

 

コロナ差別の実態は地域によりけり

他の地域に都心から移住している複数の人の話を聞いていると、コロナウイルス感染症に罹患した人の扱いやよそ者への警戒心は県によってかなり異なると思います。

鹿児島の場合は、感染症が広がり始めた初期に県内でクラスタが発生したこともあり、対県外の人と同様に県内の人の動きについても厳しい目が注がれています。しかし、それとは対照に某県では県外からの移動者に投石があるなど様々な加害行為が行われている実態があります。

今回のような事例はイレギュラーであり、今後何らかの新しい感染症がまた流行し始めた時、各地域でどのような反応が起きるのか、今回と似たような反応になるのかは予想がつきません。

どの県がことさら差別が激しいとも一概に言い切れませんので、ひとまずその県のルールや取り決めには従うことが事を大きくしすぎないポイントでしょうか。

間違っても、こんなやり方は間違っていると糾弾したり、自分のやり方を貫くなどの行為をすると、人々の視線が注がれる量が増え、あらぬ私生活まで噂される事になりかねません。

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(4)家と近所以外の繋がりを失わない >



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