「科学だけでは説明できないこと」を学ぶ意味とは?
2021年07月09日 公開 2022年01月13日 更新
知の接点をつくる習慣
自分を導いてくれる知は多様なので、少しでも自分を落ち着けて、世界に心穏やかに向き合えるものを求めることは自然とも言えます。身のまわりには、ニュース、雑誌、図書館、書店などのように、自分にとって必要な知識のありかはあふれています。
その人にとって価値のある情報を届けたいという想いは、本の要約を提供するフライヤーとしても大切にしていることです。日々の運営の中でも、知の無限の広がりに圧倒されることもありますし、その知を生み出す世界中の人に敬意を感じることばかりです。
知のガイドとしての本書の意義は素晴らしいものだと思います。長く語り継がれている知の体系がどのようになっているかを俯瞰するために、本書は特に有用だと感じます。
冒頭で述べたように、知的好奇心の源は、その対象と自分との接点の広さや数だと思います。語り継がれる名著との接点を作るために、まずは本書を手もとに置いて、興味を持ったページから眺めてみてはいかがでしょうか。次に読みたい本も、自然に見つかることでしょう。