迷ったときは視線で判断しよう
パーティ会場で、話をしたい人がいたら、まず、その相手と視線を合わせようとするでしょう。目が合ったら、会釈して、自己紹介する。ここから会話が始まります。
逆に、話したくない人を見つけたら、その相手と目が合わないように、背を向けるという人もいるかもしれません。これは会話を避けるための視線の使い方といえます。
話し合いの時、発言しようとする人は議長や司会者の目を見つめる。あるいは、レストランで注文する時は、スタッフさんの目をとらえようとする。こんな視線の使い方もあるのです。
視線には、会話の流れを調整する働きがあります。話に興味があり、もっと話し続けてほしい時には、思わず相手の目をじっと見続けます。
逆に、相手に話をやめてほしい時、そろそろ話をやめたい時には、視線を合わせないようにします。
話の内容に興味を失った時、その気持ちを視線で伝えるというわけです。
つまり相手の目を見ながら、「もっと話したほうがいいのか、やめたほうがいいのか」を判断しながら話せば、話し上手になれるということです。