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生き方

一流の人たちはどのように運をコントロールしているのか?

鳥居祐一 《株式会社スピードブランディング代表》

2016年03月15日 公開 2016年03月15日 更新

「運」を味方につける、3つの人間関係

「運」と「実力」は明確に区別されるものであり、彼らは「運」とは自分の心がけ次第でコントロールできることも知っています。あなたがもし「運を良くしたい」と考えているのであれば、一番手っ取り早い方法としては、付き合う人を変えることです。

なぜなら「運」にかかわっているのは、人間関係であり、運を良くするには運のいい人と付き合うことだからです。

1)自分より「年収が高い人」と付き合う

2)自分より「運が良い人」と付き合う

3)自分より「意識が高い人」と付き合う

1つ目は文字通り、自分より財力がある人と付き合うことであなたの財運が上がります。

2つ目は、あなたが「この人は運がいい」と思う相手と積極的に付き合うことです。そういう人は必ずモデリングしたいところがあるはずで、彼らと時間を共有することで、あなたの運も上がっていきます。

3つ目は、心から尊敬できる相手と付き合うことです。尊敬していることで、あなたもその相手を目指そうとし、その行動を続けることであなたの活躍のステージも上がります。

運を味方につけると様々な良いことが起きます。まず素晴らしい出会いに次々と恵まれるようになります。それにより自分の実力以上の結果が出て、夢が実現しやすくなります。

そしてなにより、運がいいというのは、自分はもちろん周りも幸せにすることができるのです。だから億万長者たちは、運のいい人と付き合いたがるのです。

ちなみに私自身、『ユダヤ人大富豪の教え』(だいわ文庫)の著者である本田健さんとお付き合いさせていただいて8年になりますが、この間ありえないくらい運が上昇しました。健さんのおかげで出会いが大きく広がり、活躍のステージも上がり、それにつれてビジネスも拡大していったのです。

「運」を味方につけるためには、先ほどの3つの要素を持っている人と付き合うことがだ大切だとお伝えました。しかし問題は、その方々にとって、あなたが会うに値する魅力のある人間かどうかです。相手にとっても、この3つの人間関係になっていなければ(少なくとも相手がそう思ってくれなければ)、会って時間を共有することは難しいでしょう。

億万長者たちは時間に対してとてもシビアですから、時間の無駄になる意味のない会話は嫌いだからです。

そう思われないためにも自分のスキルやエネルギーを高めることが大事です。いきなり3つとも持つことは難しいでしょうが、自分が魅力的な人間だと感じてもらうために、その人たちに「情報」「気づき」「元気」のどれが与えられるかを考えましょう。

要はどういった形で相手に貢献できるかを考えるのです。あなたのできる範囲の貢献とはなんですか? まずはそこから考えてみましょう。

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