予想以上に75歳になるのが早かった
栗原はるみさんが75歳であると知れば、その若々しさに誰もが驚く。実際に栗原さん本人も75歳になることへの実感は薄いようだ。
「予想以上に75歳になるのが早かった。自分が75歳になることは不思議だった。自分自身はこれまでと何も変わってない。毎朝5時に起きられるし、走れもする。年齢だけが75歳になっている」(栗原さん)
だからこそ年齢は関係なく、人生は楽しめることを誌面で伝えたいと意気込む。
「やりたいことを、やりつづけたい人。自分を開放できない人。そんな人たちに楽しそうな自分の姿を見せたい」(栗原さん)
伝え続けていきたいこと
雑誌「栗原はるみ」は2022年9月、12月と続号が発売され、さらには2022年にも3号の発売が予定されている。栗原さんはここで何を伝え続けていきたいのか?
「料理は楽しく作れないとダメ。やっぱり楽しく、そしておいしく。さらには簡単、がつけばなおいいです。簡単、おいしい、楽しいを忘れないでレシピを考え続けたい。
年齢を重ねても人生はいつだって楽しい。この本をきっかけにあきらめない気持ちをもって、躊躇したことでも挑戦してくれるようになったらうれしい」(栗原さん)