
飼い猫の多くは飼い主を置いて先立ちます。それは不幸なことではなく、自然なこと。ただ、特にはじめて猫と暮らしているという人にとって、愛猫の命が残りわずかだとは到底納得できないし、がんばって受け入れたとしても、今度は大きな不安に陥ることでしょう。そして考えます。「愛猫の最期をきちんと看取ることができるのか」。はじめてのことは不安がいっぱい。ことは愛する猫の、世界にひとつだけの命。心配するのも当然です。
以下、『まんがで読むはじめての猫のターミナルケア・看取り』(猫びより編集部・編/日東書院本社)より、愛猫を見送る際の飼い主の心情や行動をまんがにしました。いつか訪れる看取りへの備えとして、役立てていただければ幸いです。
まんが:ななおん
監修:古山範子(獣医師)
医療指導:西村知美(アール動物病院院長)
ケア指導:武原淑子(東京都動物愛護推進員)