歴史街道YouTubeライブ「真夏の鎌倉殿祭り!」を開催します。

歴史街道YouTubeトークライブ「真夏の鎌倉殿祭り」を開催します。鎌倉時代の魅力と闇について、秋山香乃先生、谷津矢車先生に、作家の視点から大いに語っていただきます。
PHPオンライン衆知 » 趣味・教養 » 好きな歴史上の女性人物 ランキング
2014年10月31日 公開
今回は「好きな歴史上の女性人物は?」というテーマで、皆さまにご投票いただきました。実は個人的には、「どの女性人物が好き?」と言われても即答できなかったため、「誰に票が集まるんだろう…」「そもそも、皆さん投票して下さるのか?」という不安も少々あったのですが(!)、杞憂に終わりました。
いつも以上にご投票いただき、結果的に、大変興味深いランキングになったと実感しております。近年、大河ドラマの主人公になった「篤姫」(5位)や「八重」(8位)でもトップ3入りできなかったところに、歴史上の女性人物の層の厚さを感じさせられました。
では、早速ご紹介しましょう。
さて、2位に大差をつけて堂々の1位に輝いたのは、卑弥呼です。弊誌9月号の特集「Q&A邪馬台国の謎」でもその正体に迫りましたが、いまだに多くの謎が残されている女性です。「あまりに謎が多くミステリアス」(30代、女性)、「神秘的で想像が膨らむ!(50代、男性)、「最近、『卑弥呼は“悪女”だった?』という記事を見かけました。真実は分かりませんが、謎多き女性ですね」(40代、女性)など、実像が闇に包まれているところも含めて魅力に感じる方が多いようです。
また、女王として君臨したことも見逃せません。「まさに『女帝』という感じ!」(30代、女性)、「国を女性1人でまとめたのが、すごくかっこいいと思った」(10代、女性)、「皆をまとめるカリスマ性を持っていたといわれるので」(30代、女性)。他にも、「古代史ロマンがかきたてられる」(60代、男性)、「小学生の時、ゲームで先生からもらったシールが、なぜか卑弥呼だった。それ以来、興味がわいた」(20代、男性)という声も。
卑弥呼には敗れたものの、それに次ぐ票を集めたのが紫式部。ご存知、『源氏物語』の作者です。「千年前の作品が、現代まで読み継がれている」(50代、男性)、「壮大な物語を紡ぐだけの知力と想像力に長けていたのでしょう。イケメントークを繰り広げたいです(笑)」(20代、女性)、「彼女こそ、史上最高の天才女性だと思います」(40代、男性)など、やはり不朽の名作を著わしたことが絶大な支持に結びついたようです。
3位の北条政子は、「女性でありながら、鎌倉幕府を主導していった強さ」(10代、女性)、「キレ者で、私情を捨てられる女性。今の日本に必要な人物」(30代、男性)とリーダーシップを讃える意見が多い一方で、「実家を捨てる覚悟で駆け落ちした」(30代、女性)と、夫・源頼朝との情熱的な絆に惹かれる方も多くいらっしゃいました。
4位に入ったおね(ねね、北政所)は、「秀吉のことを、大きな器で見守り、支えたところが素敵」(30代、女性)、続いて5位にランクインの天璋院篤姫は「宮崎あおいさんが大河ドラマで演じていて、強く印象に残っている」(30代、男性)、小野小町は「絶世の美人の代名詞みたいなイメージ」(30代、男性)という声が多く寄せられました。
7位~9位の顔ぶれは上記の通りですが、今回も11位以下にユニークな顔ぶれが並びました。一部を紹介しましょう。
◇中野竹子「彼女こそ、真の大和撫子! 理想の日本女性ですよ(30代、女性)
◇柳原白蓮「数奇な人生を送った人物で、とても興味深い」(20代、男性)
◇小松姫「真田昌幸・幸村父子が『孫に会いたい』と城に来た時の勇ましい態度がかっこよすぎます!」(20代、女性)
◇市川房枝「女性の参政権の獲得に情熱を注いだから」(50代、女性)
◇川島芳子「戦乱の歴史に翻弄された悲運の人」(60代、男性)
また、惜しくもトップ10入りは逃したものの、世界史上の女性にも多くの票が入ったことも、今回の特徴でした。ジャンヌ・ダルク(「男性と同じように戦い、民衆の希望の存在になった」〈30代、女性〉)やナイチンゲール(「奉仕と博愛精神は時代を超えて見習うべきものがあります」〈40代、男性〉)などは時代・地域に関係なく愛され続けてゆくのでしょう。
今回も熱いご意見の数々、誠にありがとうございました!
歴史街道YouTubeトークライブ「真夏の鎌倉殿祭り」を開催します。鎌倉時代の魅力と闇について、秋山香乃先生、谷津矢車先生に、作家の視点から大いに語っていただきます。
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