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日本との差はここにある…"投資大国"アメリカの高校の「お金の授業」のその一幕

2020年02月08日 公開

アンドリュー・O・スミス (著), 桜田直美 (訳)

アメリカで子どもたちに教える「お金の基本知識」

大富豪が多いと言われるアメリカでは、早い段階から子どもへ「お金の知識」を教えている。アメリカ出身の有名な投資家の多くが、初めて株を持った年齢がほぼ10から11歳であると言われている。

欧米各国では、学校の授業の中=カリキュラムの中で「お金」について学ぶ機会が用意されているが、日本ではそうした「マネーリテラシー」を身につけるための授業を受ける機会は少ない。

本稿では、アンドリュー・O・スミス著書で、全米の多くの学生が学んできた大ロングセラーの邦訳版である『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』から一部抜粋して紹介する。

※本稿はアンドリュー・O・スミス著『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』(SBクリエイティブ刊)より一部抜粋・編集したものです。

 

お金とは何か、借金とは何か、保険とは何か

お金の計画とは、人生の中でお金に関する要素をピックアップし、具体的な戦略を立てることだ。

お金の計画は、できれば紙に書いたほうがいいだろう。目に見える形にすることで、自分にとって本当に必要なものがはっきりするからだ。

そして最後に、お金の計画とは一度決めれば終わりというものではなく、ずっと続くプロセスだ。お金について考え、お金をやりくりしていく過程で、あなたに合った計画ができあがってくる。

詳しい計画を立てるにしても、ざっくりした計画でも、たいてい次のような要素がお金の計画には含まれている。

支出今のライフスタイルを維持するのに、どれくらいのお金がかかるだろうか? この先、必要なお金は増えるだろうか? それとも減るだろうか?

多くの人は毎月の予算を決め、自分が何にいくら使ったのか把握している。

収入まだ実家で暮らしている学生であっても、何らかの収入はあるはずだ。それは親からもらうお小遣いかもしれないし、アルバイトで稼いだお金かもしれない。それに加えて、何らかの所有物(自転車など)も、売れ
ばお金になるので収入の一部と考えることもできる。

仕事をするのも、キャリアを築くのも、その主な目的は「収入を得ること」だ。貯金収入の一部を貯金に回すのは大切なことだ。貯金をしなければならない理由はたくさんあり、そして貯金をする方法もたくさんある。

どれくらい貯金があるか、貯金の習慣ができているかどうかということは、お金の計画を立てるうえで大きな要素になる。

借金クレジットカード、住宅ローン、奨学金……。それぞれ形は違うが、すべて借金だ。何のために借金をするのか、いくら借りるのか、どんな条件で借りるのかといったことも、すべてお金の計画の要素になる。

安心万が一に備えて保険に入る。医療保険、火災保険、地震保険、生命保険などに入っていれば、もしものときも安心だ。年配の人であれば、遺言、信託、その他の法的文書などで万が一に備えることも多い。

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