<糖尿病は中高年の病気だと思っている方は多いのではないでしょうか。しかし、必ずしもそうではありません。
これは不摂生をしていたものの、若いうちに糖尿病になってしまった夫を気遣い、夫婦で糖尿病克服を目指している妻マルコさんによるコミックエッセイ『うちの夫が糖尿病になっちゃった! ズボラ夫が血糖値を下げた方法』から抜粋したものです。>
空腹時血糖値がまさかの300㎎/dl超え!
なかなか治らない風邪に「俺は結核で死ぬかもしれない!」という衝撃発言から、健康診断を受けた結果、まさかの数値をたたき出して糖尿病が発覚した夫。
こうして夫と妻である私マルコが、夫婦揃って糖尿病と闘うことになってから、月日もずいぶん経ちました。
糖尿病は一度罹ると一生治らない病気と言われ、油断すれば合併症によって神経障害や失明、腎不全や認知病などを引き起こしてしまう恐ろしい病気です。ただ、早いうちに上手に血糖値をコントロールすれば、日常生活を不自由なく暮らすことができます。
糖尿病になってからはや4年。現在、夫の状態は安定していて、特に大きな問題もなく私たち家族のために元気に働いてくれています。
そして、これまでの経験から大切なことが2つあることがわかりました。
それは「食事」と「運動」!……まあ、当たり前といえば当たり前なのですが。
2型糖尿病の原因は、生活習慣や食生活の乱れ、ストレス、運動不足などが主な要因と言われています(遺伝的な要素もあると言われています)。
うちの夫もそうでした。仕事はデスクワークのうえ、フリーなので常に自宅。夜は缶酎ハイ片手にチョコを食べながらドラマを見るのが楽しみでした。
健康診断で糖尿病が発覚した後、「教育入院」をした際には動脈硬化症の傾向が見られて、またショックを受ける始末。自業自得なんですけどね。