糖尿病になってわかる「野菜」の重要性
そこで紹介します。私たちが実際に試してみてわかったこと、まずは食事から。
食事は何といっても基本は野菜。特に旬の野菜には、栄養素がたくさん含まれています。
食べ方のポイントは、「ベジファースト」! 聞いたことがある人も多いはずです。食事の際に野菜を最初に食べることによって、糖質や脂質の吸収を抑え、血糖値が上昇しにくくなります。
また、先に野菜をたくさん食べておくことで食べ過ぎを防ぎ、さらに繊維質が多いので腸内環境を整えることができます。
職場でランチやコンビニ食をするときには、主食とは別のメニューとして野菜サラダを食べることをおすすめします。ちなみに、サラダといってもポテトサラダやマカロニサラダなどは炭水化物(糖質)がかなり多いので避けるようにしましょう。
また外食の場合、基本的に塩分が高く、ご飯ものや麺類などの炭水化物主体の食事に偏りがちになります。
野菜が少なく栄養バランスもわかりづらくなりがち。丼ものや麺類は避け、定食でなるべくおかず数が多く、野菜がたくさん使われているものを選ぶようにします。
コンビニを利用する場合は、野菜サラダのほか、サバやサンマの水煮缶、サラダチキン、ゆで卵、チーズなど、低糖質のものを中心にメニューを組み立てると、ダイエット効果にもなります。
早食いは生活習慣病の元凶!
また、特に男性に多いのが早食いです。
実は、早食いは生活習慣病の元凶のひとつなんです。
食後血糖値が上昇しやすくなり、何より食べる量も多くなるので肥満も招きます。
早食い防止対策としては、「ひと口の量を減らす」「噛む回数を5回増やす」「歯ごたえのある食材を選ぶ」などの方法があります。
とにかくゆっくりしっかり噛んで食べることが大切です。さらにラーメンなどの場合は、汁を飲み干さないように。かなり塩分が高いので注意しましょう。