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前田慶次の心を動かした、大河ドラマ『利家とまつ』の魅力



2020年07月07日 公開

前田慶次(名古屋おもてなし武将隊)

前田慶次(名古屋おもてなし武将隊)

全国にその名を轟かせる「名古屋おもてなし武将隊」。名古屋城に詰め、観光客をもてなす武将と足軽の10人組である。2009年11月、名古屋開府400年のPR大使として名古屋にゆかりの6人の武将と4人の足軽で名古屋おもてなし武将隊が結成、すでに10年以上にわたり活躍を続けている。

そのうちの一人、前田慶次氏は名古屋城検定に検定過去最高点で合格し同検定の名誉顧問を務め、日本城郭検定にも合格するなど歴史への造詣も深い。

前田慶次氏が自身のYouTubeチャンネル「前田慶次5分で戦国時代チャンネル」にて「麒麟がくる」中断に伴い放送されているNHK戦国大河ドラマ名場面スペシャルを徹底解説している。本稿ではその一部を紹介する。

※本稿はYouTubeチャンネル「前田慶次5分で戦国時代チャンネル」にて配信された内容を再構成したものです。

 

前田慶次の叔父、前田利家

此度(こたび)は何と何と、念願の『利家とまつ~加賀百万石物語~』を解説致す!

我が叔父貴の前田利家と、その妻のまつが主軸を務める、歴代戦国大河でも貴重な夫婦の話。そして儂、前田慶次も登場を果たした。ちなみに儂、慶次役は及川光博殿が演じた。

土地で言えば、加賀、現在の石川県だけでなく、我が隊「名古屋おもてなし武将隊」の主戦場の名古屋市にも注目してもらいたい。それでは早速『利家とまつ』を解説いたす、いざ出陣。

 

視聴率40%超えの戦国最強のホームドラマ『利家とまつ』

「利家とまつ」であるが、2002年に放送された41作品目の大河ドラマである。戦国最強のホームドラマと銘を打たれ、主軸である前田利家以外に奥方であるまつ、友である秀吉、佐々成政の夫婦も大きく取り上げられた。

武将だけでなく、それを支える女子の内助の功も注目を集め、数年振りに高視聴率を叩き出した作品である。

特に前田家が治めた石川県では視聴率40%を超える人気を見せ、社会現象ともなった。演者陣にもこだわりを見せており、民放ドラマにて活躍を見せる若手俳優を多く起用を致し話題となった。

その中でも注目すべきは、信長とまつを演じた二人。

信長を演じた反町隆史殿は当時28歳と若く、大河ドラマ初出演。まつを演じた松嶋菜々子殿も28歳で同じく初出演であった。

反町殿が演じた信長は「歴代最高の信長」と利家役の唐沢寿明殿に賞され、信長の台詞「で、あるか」は、流行語にもなった。他にも印象的な台詞が多く登場するが、まつが物事を解決する際の決め台詞「わたくしにお任せくださいませ」は特に有名じゃ。

余談ではあるが、前田利家の片腕である村井長頼が着用した甲冑は大河ドラマ『独眼竜政宗』の伊達成実が着用していた甲冑である。

そのため『利家とまつ』での村井の兜の前立は、伊達成実の毛虫(もしくはムカデ)の前立となっている。歴史的にはあり得ぬものであるが、大河ドラマを制作する上に金子は莫大にかかる。ケチで有名な利家の家臣、村井の兜というところが何とも微笑ましいではないか。

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