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それでも「紙の本を出したい人」が後を絶たない理由

2020年07月08日 公開

鬼塚忠(作家エージェンシー代表)

 

「この本を読んで人生が変わった」という体験を語る人は多い

それだけに著者の熱の入れ方も変わってきます。一冊の本を世に問うという作業は、一朝一夕に終わるものではありません。根を詰めて、長いあいだ作品と向かい合わないと実現できないものなのです。

書籍という形あるものとして、その後もずっと残り続ける作品には、必ずそれに関わる人たちの強い情熱が込められるものなのです。

そうした情熱は読者にも伝わります。書籍は、それを読んだ人の考えや思想に深く影響を与えます。「この本を読んで人生が変わった」という話をよく耳にするのは、こういった背景があるからだと思います。

個人的には私自身も、生き方や考え方、価値観は多くの本で熟成されたような気がします。その意味で書籍の影響力は、いまだに強いものがあるでしょう。ですから書籍に対するニーズが相変わらず高いのだと思います。

みなさんも、自分が影響を受けた本は、ずっと大事にとってあるという人が多いのではないでしょうか。そういう経験を通して書籍が他人の心に与える力を知る人が多いからこそ、「本を出したい」と思う人の多さにつながっているのだと思います。

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