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足利義昭の「裸足」にも深い意味が? 大河『麒麟がくる』が描く“貧乏公方の悲哀”

前田慶次(名古屋おもてなし武将隊)

2020年12月26日 公開 2022年06月30日 更新

 

三淵藤英の最期が近づく…

今回で室町幕府が終わり、安土桃山時代に突入。

次回からは光秀が畿内攻略に向けて戦に明け暮れる時代へとかわっていく。「戦を終らすためには戦をするしかない」と義昭が申したが、正にその通りの状況になるのは皮肉なものである。

また、細川藤孝と三淵藤英の兄弟喧嘩も見物であったな。次回、三淵藤英の自害の場面が描かれるであろう。

これによって細川藤孝も更に考え、生き抜いていくことになる。本能寺の変の原因とも伝えられる稲葉一鉄と斎藤利三が登場?これは面白い放送回となりそうじゃ。

次回の放送を観ればドラマの結末が分かるやもしれぬな。それでは次の「第38回 丹波攻略」も楽しんで参ろうぞ。さらばじゃ。

【参考文献】
・『大河ドラマガイド 麒麟がくる完結編(NHK大河ドラマ・ガイド)』
・『信長公記』
・『完訳フロイス日本史』(中公文庫)
・NHK 大河ドラマ「麒麟がくる』公式サイト

 

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