海外に紹介したい「日本の祭り」といえば?【投票受付中】

歴史街道脇本陣、今月のお題はこちら!海外に紹介したい「日本の祭り」といえば?
2021年01月12日 公開
2019年から続く『鬼滅の刃』の大ブーム。2020年に公開された劇場版が歴代興行収入トップに上るなど、老若男女を巻き込み“社会現象”と言われるまでとなった。
一方で、週刊少年ジャンプでの連載の始まりは、実は2016年。いつ、どういったきっかけで“鬼滅ブーム”が沸き起こったのだろう。アニメコラムニストである小新井涼氏は、本作のブームは時勢や人々のライフスタイルなど幅広い要因が重なり生じたものであると語る。
本稿では小新井氏の著書である『鬼滅フィーバーはなぜ起こったか? データで読み解くヒットの理由』から、このヒットは“いつ”起きたのかという点について紐解く。
※本稿は、小新井涼 著『鬼滅フィーバーはなぜ起こったか? データで読み解くヒットの理由』(impress QuickBooks)より、内容を一部抜粋・編集したものです。
恐らく一般的に“現在の『鬼滅の刃』ブームは2019年ごろから始まり2020年にかけて大きくなっていった”という漠然としたイメージがあると思います。しかしご存知の通り、原作の連載が始まったのはそれより3年も前の2016年2月です。
では2019年に至るまでは、本作が日の目を見る機会は全くなかったのでしょうか。連載開始から3年以上の時間を経て、急に爆発的な盛り上がりをみせたのはなぜなのでしょうか。
本作が連載開始以降、歩んできた軌跡を辿りつつ、探っていきます。
『鬼滅の刃』ブームを語る際はどうしても2019年以降の盛り上がりに注目されることが多く、そこに至るまでの、連載開始当初からみた本作の人気については看過されがちです。
そのため場合によっては、まるで2019年以前はあまり人気がなかったかのように扱われてしまうこともあるのですが、そこに至るまでの軌跡を辿ってみれば、決してそんなことはなかったことがわかります。
連載が開始された2016年中は、度々掲載順が後半寄りになることもあった本作ですが、2年目となる2017年には、巻頭掲載の頻度も増え、3年目となる2018年以降は後半に掲載されることはほとんどなくなります。
連載2年目以降は、那田蜘蛛山を経て柱合会議後、“柱と一緒の任務で上弦の鬼と対峙する”という大いに盛り上がるエピソードが続くこともあり、作品やキャラ人気も、この時期により堅実なものになっていったのでしょう。
現在度々取り上げられるコミックスの累計発行部数に関しても、出版指標年報2020によると、2017年末の時点で200万部、2018年末には300万部を既に突破していたそうです。
さらに、連載開始から1年と少し経った2017年4月には、作品公式のTwitterアカウントも始動されました。20作前後ある週刊少年ジャンプの連載作品陣の中で、作品単体のTwitterアカウントがある作品は大体半数程。
人気の度合いによってはいつ連載終了となるかもわからない中で、作品単体のSNSアカウントが運営され始めたことからは、本作がこの時点で編集部サイドからも中堅以上の期待作とされていたことや、このあたりから既にアニメ化の話が動いていたのではないかということなども窺えます。
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