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「大学も対面授業にすべき」とは言い切れない“数字のカラクリ”

2021年07月01日 公開

小山信也(東洋大学理工学部教授)

 

相乗効果によってはかり知れないリスクに

【ゼータ】今の例は、高校も大学も200人で、5倍のリスクの差があった。

【優】それに加えて、人数の差の影響が、さっきの例で10倍以上でしたね。

【景子】それらの相乗効果で、リスクは数十倍になりそうですね。

【ゼータ】現実には、大学院生もいるし、教職員や訪問者の数も全然違うので、リスクが数十倍どころか、百倍を超えるケースも珍しくないだろうね。

【優】「高校を再開したから大学も」と短絡的にいかない理由がわかりました。

【ゼータ】もちろん、大学でも、少人数クラスに限定し、かつ、学食やトイレで動線を決め混雑を避ければ、対面授業を再開できる道はあるだろうね。

【景子】数学的な考察から、いろいろわかりましたね。

【ゼータ】「数学をする」とは、まず第一に、数値を正しくとらえ、正しい論理で思考することなんだ。

【優】ウィルスの知識がなくても、数学でわかることが多くて、驚きました。

【景子】今のお話で、ウィルスの専門的な性質は、全く使っていませんからね。

【ゼータ】対象がウィルスであろうが、何であろうが、数学的な論理は無関係に成り立つ。数学は、対象によらず成り立つ学問だからこそ、あらゆる局面に応用されるんだよ。

 

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