おすすめ2:賃貸不動産経営管理士
難易度★★☆☆☆
業務:不動産経営アドバイス
賃貸住宅は今や住宅全体の4割程度を占め、ますますニーズが高まっています。一方で人口減少の影響もあり、年々空き家が増えていたり、住宅管理や退去時の敷金返還などにおいてトラブルが複雑化していたりといった問題点も存在します。
賃貸不動産経営管理士は、そういった諸問題を解消するためのエキスパートに当たります。
主な仕事は、市場調査~賃貸用建物の企画提案~入居者募集~契約~建物の維持管理・修繕~クレーム対応~退去立ち合い~敷金精算~空室維持管理・入居者促進、といった賃貸不動産経営に関する流れに大きく関わるものです。
2013年に第1回試験が実施されて以降、受験申込者数は毎年大きく増加していて、人気の高さがうかがえる注目資格となっています。
おすすめ3&4:マンション管理士・管理業務主任者
マンション管理士 難易度★★★★☆
独占業務:マンション管理のコンサルタント
管理業務主任者 難易度★★★☆☆
独占業務:マンションの重要なことの説明
業務内容が混同されがちですが、マンション管理士は、マンション管理組合を顧客とし、住民間のいざこざや滞納管理や建物の不具合などのトラブルといったさまざまな相談に応じ、アドバイス業をするいわばマンション管理のコンサルタントといえるでしょう。
一方、管理業務主任者は、主にマンション管理会社に所属し、委託を受けたマンション管理組合に対し、契約更新の有無といった重要事項の説明を行い、また定期的に管理状況の報告をする担当者になります。
終の棲家としてのマンションでトラブルなく生活していく上で、まさに今後ニーズが高まる資格といわれています。