
よく耳にする「自分を大切にする」という言葉。精神科医Tomyさんは、それを「自分を後回しにしない」ことでもあると説明します。著書『精神科医Tomyの自分を大切にする習慣』では、さまざまな状況にモヤッとし、葛藤する"しろちゃん"というキャラクターが、シチュエーションごとに少しずつ自分を大切にする方法を身につけていく様子が描かれています。
同書の中から、誰かを誘うこと・誘われることに関するストレスの解消法について書かれた一節を紹介します。
漫画:植月えみり
※本稿は、精神科医Tomy著『精神科医Tomyの自分を大切にする習慣』(フォレスト出版)より、内容を一部抜粋・編集したものです
自分が誘ってばかり/誘うことが苦手
1人でいるほうがラクなら1人でいて良いんですよ。そして、1人でいるラクさよりさびしさが上回ったら誘えば良いんです。無理に「〇〇しなきゃ」なんて思う必要はない。ことに人間関係は尚更です。
自然体じゃない人間関係って結局続きませんからね。どっちが誘うかなんてのも気にしなくて良い。自分が誘う一方でも、誘われる一方でも良いんです。どっちかがイヤだったらどのみち成立しないんですから。
「人間関係、こうじゃなきゃ」って心のどこかで思っていると、いらないストレスを抱えます。自分が自然体でいることが一番です。