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「編集者のウラ技」読書感想文を半日で書く“ズルい”方法

2020年09月02日 公開

竹村俊助(編集者)

冒頭で“掴む”と読まれる感想文になる

ちなみに、テクニックは他にもあって、例えば、内閣総理大臣賞を受賞したものを見ると、冒頭から読者を掴んでいるんです。一部を引用しましょう。

言葉は生きている。いや、生かすことができるんだ。

[第65回小学校高学年の部 最優秀作品 「気持ちを景色に重ねたら」より]

小学6年生が書いたとは思えないくらい、読者をひきつけていますよね。

「のろい」って何だろう。

[第65回小学校低学年の部 最優秀作品 『おまじないのアメ』より]

世間には、ものすごい小学2年生がいるものです。

多くの人が見落としているのは、文章は基本的に「読まれない」ということです。さすがに読書感想文は読まれるでしょうが、読む側の先生や選考委員は大量の読書感想文を読まないといけません。

上の2つも、例えば、

  • 僕は「中西進の万葉みらい塾:はじめての『万葉集』」を読みました
  • 私が読んだのは、「魔女ののろいアメ」という本です

という書き出しだと「おっ!?」とは感じませんよね。とにかく冒頭にインパクトを持たせましょう。これができればワンランク上の読書感想文になります。

さて、ここまで好き勝手に読書感想文の書き方をお話ししてきました。お伝えしたいのは、とにかく文章を書くのって「しんどい」から、なるべく楽をしましょうということ。

本記事が読書感想文を「しんどい」と感じている学生さん&親御さんのヒントになれば幸いです。ぜひこのやり方を応用して、拙著『書くのがしんどい』の読書感想文も書いてみてください。お待ちしております(笑)。

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