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料理研究家・ジョーさん。が力説「ブラック企業を辞めて料理を始めた本当の理由」



2021年03月16日 公開

ジョーさん。(料理研究家)

料理家・ジョーさん。
[写真:鈴木正美(studio orange)]

「サツマイモとアイスを組み合わせたスイートポテト」「電子レンジを使った本格パスタ」など、誰でも手軽に作れる「時短レシピ」を得意とする料理研究家「ジョーさん。」。

オリジナルレシピを投稿するTwitterフォロワーは28万人を超え、時短メシ&つまみレシピを集めた『ジョーさん。の神速うまレシピ』(PHPビジネス新書)も好評の人気者だが、人知れず悩んでいた時期もあった。サラリーマン時代を経て、レシピを考案するきっかけとは何か。当時のエピソードとともに、料理研究家としての使命感について明かす。

 

過酷な労働環境下で見つけた「時短レシピ」

最近いつ、台所に立ちましたか?

・忙しくて料理をする時間がない
・毎日レシピを考えるのがつらい
・健康のために自炊をしたいけど、不器用だからムリ
・お金をかけたくない
・食材を余らせたくない
・パートナーに怒られるから台所に立てない……

私も「料理研究家」などと名乗ってはいるものの、じつは、私も以前同じような悩みを抱えながら料理をしていました。

就職した会社がいわゆる「ブラック」で毎日のように残業しており、帰宅するのは深夜。料理をする時間もなければ気力も湧かない、という状況に陥ってしまったのです。帰り道にスーパーに寄って値下げした弁当を買うのがお決まりのルーティンになっていました。

このままでは不健康だし、おいしいものを食べないと気力も復活しません。そこで、あまり時間や手間をかけずにすむレシピを考えるようになったのです。そうはいっても、火を使ったり、包丁を握ったりはしません。

カップヌードルにマヨネーズを入れてみることから始めてみて、コンビニの食材や100円均一で売られている缶詰めなどを組み合わせた「料理」にもチャレンジしました。

3パック100円の豆腐を買い込み、毎日、ラー油やオリーブオイルといった調味料を使い分けてアレンジを楽しんでいた時期もあります。『ジョーさん。の神速うまレシピ』(PHPビジネス新書)で紹介した「塩辛キムチやっこ」は、じつはそのときの経験からヒントを得たものです。

「そんなの料理じゃない」という声が聞こえてきそうですが、コンビニやスーパーに行けば、安くておいしいお弁当や惣菜、調味料がたくさん売られています。この恩恵を最大限利用しない手はありません。

実際、自分のレシピに共感し試してくれる人がたくさんいます。

勤めていた会社を辞めて、食に関わる仕事を始めたころ、「自分が悩んでいるということは、同じような悩みをもっている人がいるはず。じゃあ、それを解決するようなレシピを投稿してみよう!」と思いたって、Twitterにレシピを投稿しはじめました。

すると、たくさんの反響がありました。

ありがたいことに、春巻きの皮で作る「ティラミスクレープ」をはじめ、市販の食品にひと手間加えるだけのレシピや、意外な組み合わせで手間を省いた(でも、おいしい)レシピに、たくさんの「いいね!」がつきました。

そして、それまでほとんど料理をしたことがない人や、嫌々ながら料理をしていた人から、「楽しんで台所に立てるようになった!」と喜びの声が届くようになったのです。

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