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昭和世代の上司が見落としがちな「若手の本音」

2021年09月21日 公開

前川孝雄(FeelWorks代表取締役)

 

早期に顧客満足や地域貢献につながる仕事を体験させる

第三は、若手社員には早い時期から、働きがいや成長の可能性を感じられる仕事を体験させることです。

若者は現在の職場・仕事を通して働きがいと成長の機会をどれだけ持てるかに強い関心をもっています。

また、災害救援や国際貢献をはじめ多様なボランティア活動を頻繁に見て育った平成生まれの若者は、社会貢献への意欲が強いことが特徴です。給料や職位以上に仕事の意義や意味に対する意識も高いのです。

ある食品製造・販売会社では、若手社員の離職に悩んだ末に、仕込み補助や後片付けなどの下働きで育成してきた旧弊を改めました。まず、若手の憧れである花形商品の製造と、その商品をお客様に直接提供し喜んで頂く瞬間に立ち会うという第一線の仕事を体験させることにしたのです。

その結果、早期離職は大幅に減ったといいます。若手社員は自社の仕事に働きがいと希望を感じ、日々の仕込みの仕事に励むようになったからです。

皆さんの企業現場でも、若手社員に下働き仕事ばかりではなく、働きがいを感じられる花形仕事を思い切って任せ体験させることです。

若手だけで難しければ、先輩社員のサポートをつけることも有効でしょう。若手社員に早期に働きがいを体験させることで、職場と仕事へのエンゲージメントを強めることができるのです。

 

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