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さみしさでSNSばかり見ていない? 精神科医がすすめる「孤独力の身につけ方」

2021年11月24日 公開

保坂隆(精神科医)

 

ひとりの時間で自分と深く、ゆっくり向き合う

日々追われるように過ごしていると、自分とゆっくり向き合うことができません。そのために周りに流され、気づかぬうちに自分の感情や願いに蓋をしてしまっていることがあります。だからこそ、ひとりの時間をもち、自分自身と深く向き合って対話することが必要です。

自分との対話とは、自分を客観的に分析して、行動の軸となる価値観を見出していくこと。自分との対話を習慣にすると、「自分はどういう人間なのか」「何が好きなのか」「何をしたいのか」「どうなりたいのか」などが明確になってきます。

自分のやりたいことや気持ちをきちんと自分の中で受けとめることで、それまで感じていた不安や迷いがふっきれます。何か決断しなければならないときも、周囲に惑わされずに、自ら幸せになる道を選択できるのです。

 

「ひとりでも大丈夫」と思えると、精神的に自立する

みんなでいるときは自分がやらなくても誰かがやってくれるかもしれませんが、ひとりのときは何でも自分でやることになります。ひとり旅の例をあげれば、旅の計画を立てるのはもちろん、アクシデントが起こったときも、すべて自分で考えて対応しなければなりません。

ひとりの時間を重ねていると、「自分はひとりでも大丈夫」という自信がつき、責任をもって行動できるようになっていきます。精神的に自立できるようになるのです。

自立した人は、集団にしがみつく必要がないので、たとえ集団の中で嫌なことがあっても寛容になれ、集団から離れることもいとわずできるようになります。人間は集団で生きる生き物ですが、集団に依存せず、あくまでも自立した一人の人間として集団に属していることが大切なのです。

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