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大失敗して「衰退する企業」「むしろ伸びる企業」の違いとは

2022年01月07日 公開

大賀康史(フライヤーCEO)

 

チャレンジができることの大切さ

そのような多難な道のりですが、何かを始めることに過度におじけづく必要もありません。何かを始めなければ短期的には「失敗」しませんが、中長期で何も行わないと衰退の道が待っていて、ほぼ確実に失敗します。

何かに本気で挑戦した結果は、「成功」か「失敗」のどちらかではなく、「成功」か「教訓」のどちらかが得られます。挑戦の結果が成功だともちろん嬉しいものですが、たとえ思ったような結果でなかったとしても教訓が得られれば、その先の活動に活かすことができるのです。

本書には失敗の結果から得られた教訓を活かして、大成功にむすびつけた事例がいくつも登場します。あとがきには、失敗の経験を通じて獲得した「新しい視点」が大きく役立つことや、苦難の最中でも前向きな学びを得てほしいということが語られています。

失敗が語られた本は様々ありますが、本書の際立った特徴は、失敗に対して真剣に考えたうえで、そのやむをえない事情を一人称で理解しようという姿勢にあるように思います。そのリスペクトの上に、結果を知っている私たちが何か教訓を得るのならば、という順番で学びへと高められます。

親しみやすいイラストや頭に入りやすい構成から、読みやすさと内容の深さを両立した本だとも感じます。好奇心のくすぐられる失敗事例を楽しみながら様々な新製品展開を疑似体験して、それぞれのチェックポイントを理解すれば、これからの人生できっと活きる時がくるはずです。

 

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