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生き方

満員電車、残業、嫌な上司…「お金のためにガマン」を強いられてしまう人の思考パターン

小森圭太

2019年04月04日 公開 2022年03月10日 更新

そういう生活になることを選択しているのは「自分自身」

特に、その影響が大きく出るのが仕事での選択。

仕事は、あなたの人生において多くの時間を占めます。また、それだけではなく、仕事には名誉やお金(給料)もついてまわります。

そして、それら名誉やお金(給料)が、仕事での選択を誤らせる原因です。

仕事に関する選択を「本当は望んでいないし、嫌だけど、仕方なしにやっている」で選択し続けると、「不幸せな自分」を選択し続けることになります。

当たり前ですよね、だって「自分が望んでいない状態が続く=不幸せ」ですから。

でも、大抵は、この不幸な状態を手放せません。

「一流企業に勤めている」
「給料がいい」
「皆にうらやましがられる」

などの理由があり、「今の仕事(会社)を辞めたらもったいない」という思考が働くからです。

もちろん、その氣持ちはよくわかります。

しかし、本当の自分は「違う」と感じている、本当の自分はそれを嫌がっているというのに、その仕事をし続ける、もしくはその会社に居続けるというのは、完璧な自己卑下です。

「一流企業だから」→これ以上の企業への就職は無理
「給料がいいから」→こんな給料をもらうの難しい
「皆にうらやましがられるから」→辞めたら見下される

つまり「自分はその程度なんだ」と自分で自分にそう意識しているので、そのような状態で確定しています。だから、さらに「辛い」と感じる状態が続いていくのです。

そして、その状態を放っておくと、必ず現象の悪化が起こり、何らかの軌道修正を迫られるようになります。例えば、病氣になるなど。

でも、そうなる選択をしているのは他でもない自分自身です。

嫌だけど仕方がない、自分はそうしないとダメな存在なんだ、と自分で選択し続けた結果です。

そういう自分を意識してきたので、そうなった、というだけなのです。

反対に、本当の自分の望みを自覚し、本当の自分が幸せを感じる方向に選択を修正していった人は、どんどん幸せになります。

これも当たり前の話で、本当の自分が喜びや楽しさを感じること、つまり幸せを感じることを選択し続けたからです。

量子力学的にいえば、量子の位置と時間が「幸せ」で確定し続けて、幸せがどんどん増幅していくということです。

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