
「自分を大切にする」とは? 精神科医Tomyさんは、生きづらさの根本原因は「自分を後回しにする」ことだと指摘します。例えば、親からの干渉に我慢し続けると、気づかぬうちにストレスが蓄積することも。
著書『精神科医Tomyの自分を大切にする習慣』では、親のペースに巻き込まれがちな状況から抜け出す方法が漫画で分かりやすく解説されています。
漫画:植月えみり
※本稿は、精神科医Tomy著『精神科医Tomyの自分を大切にする習慣』(フォレスト出版)より、内容を一部抜粋・編集したものです
大人になっても親が何にでも口出ししてくる
どんなにうるさい親でも、子供が全く言うことを聞かなければ、どうしようもないんですよ。幼いうちは、ちゃんと聞くべきだと思いますが、大人になったら自分の思うように決めて良いのではないでしょうか?
とはいえ、いきなり自分を貫き通すのも難しいでしょう。ですので、少しずつ自分のやりたいようにする習慣を付けてはいかがでしょうか?
たとえば、親からの電話をすぐに取る、折り返すなどをしているとしたら、「自分の用事があれば、すぐには取らない」「いつも大した用件がないのなら、折り返さない」など、少しずつ自分のペースにしていくことです。
ちなみに、「いい加減にしてよ!」と言ってもあまり効果がないことが多いです。加減がわかるものなら、とっくにやっていませんからね。